【すそわきが】子供への治療法にはどんなものがある?

スソワキガ チェック

 

もしお子さんが【すそわきが】の臭いに悩んでいるとしたら、女の子ですしどうにかしてあげたいですよね?

 

私の娘も中学1年生でワキガを発症し、その「ニオイ」のせいでいじめを受けていました。

 

でも「ワキガや体臭は手術でしか治せない」と考えている親御さんは多いようです。

 

でも幼い娘の体にメスを入れなくても、スソワキガは抑えることができるのです。

 

【すそわきが】の手術(メスを入れる)にはどんなものがあるの?

 

ワキガ手術 リスク

 

「スソワキガ」の場合、ワキガでよく使われる剪除法は使いません。

 

剪除法とは腋の下をメスで切開し、医師が目視によってアポクリン汗腺を1本ずつハサミで切り離していく方法で、重度のワキガの場合によく使われる手術です。

 

その代わり手術として一般的によく使われるのが、「皮下組織削除法」です。

 

皮下組織削除法には、最も有名な「ローラーシェービング法」や「クワドラカット法」などを行うところが多いようです。

 

ローラーシェービング法

 

ローラーシェービング法とは、回転式のローラーとカミソリの刃がついた専用器具を使って、ワキガの原因である汗腺を除去します。

 

こちらは皮膚を1㎝程切開して行いますので、剪除法にくらべたら傷が少ない方法と言えます。

 

ただし、ローラーで肌の内側にあるエクリン汗腺や皮脂腺を削り取る方法なので、肌が元の状態に戻るまでにはある程度時間がかかります。

 

それに剪除法のように直接目で見て除去するわけではありませんので、汗腺が残ってしまい、再発のリスクが高いともいわれています。

 

ちなみに保険の適用はできませんので、治療には30万円~程かかります。

 

 

クワドラカット法

 

クワドラカット法はローラーシェービング法に似た手術で、腋を1㎝程切開し、そこに高速回転式の刃がついた器具を差し込み、汗腺を削りながら吸引する方法です。

 

こちらも目視で汗腺を取り除くわけではないので、再発のリスクが高いと言われています。

 

ただ傷が少なく、手術時間も短いので、剪除法やローラーシェービング法に比べるとお子さんの体への右端はより少ない、と言えますね。

 

こちらも保険の適用はなく、治療には30万円~かかります。

 

 

超音波メスによる汗腺の除去

 

超音波メスによる汗腺の除去では、皮膚を1㎝程切開し、そこから超音波のメスを挿入して臭いの元となる汗腺の働きを止めます

 

こちらも目視で汗腺を取り除くわけではないので、再発のリスクが高いと言われている方法です。

 

こちらも保険の適用はなく、治療には40万円~かかります。

 

 

マイクロレーザー焼却法

 

先端の直径が1mmほどのレーザーファイバーを挿入して、アポクリン汗腺とエクリン汗腺に直接レーザー光を照射して燃焼させる方法です。

 

こちらも目視でない手術ですので、医師の技術によっては汗腺が残ってしまうことによる再発のリスクがあります。

 

その代わり、手術の中では最も傷が小さいので、お子さんの体に最も負担の少ない手術と言えます。

 

こちらも保険の適用はなく、治療には40万円~かかります。

 

 

手術(メスを入れる)のリスクとは?

 

スソワキガ リスク

 

すそわきがを手術によって治療した場合、

 

・感染

・血腫

・出血

・内出血

・瘢痕(創跡)

・ケロイド

・色素沈着

・アレルギー

・皮膚壊死

・毛の脱落

・発汗異常

 

これらのリスクが考えられますので、十分に検討を重ねることが必要です。

 

さらにお子さんの体の場合、

 

・切除したアポクリン汗腺の再発達

・皮膚の成長による傷跡のひきつり

 

などが起こることがあり、お子さんへの施術を良くない、とする医師も多いようです(ちなみにうちの病院ではその方針で患者様にご説明します)

 

ですから私は看護師という立場からも、お子さんのスソワキガ治療にメスを使う手術はあまりお勧めしません。

 

うちの娘も臭いから言うと中度~重度というくらいでしたが、体への負担を考え選択肢から手術は除外しました。

 

できればもっと体に負担の少ない方法から試してみてくださいね。

 

 

【すそわきが】のメスを使わない治療方法

 

ボトックス

 

最近では、「すそわきが」に対する【メスを使わない治療法】というものも多く開発されています。

 

お子さんの体のことを想うなら、まずはこちらを検討してみてください。

 

ボトックス治療

 

美容皮膚科などでスソワキガの治療によく使われているのがこの「ボトックス注射」です。

 

ボトックス注射は正式には「ボツリヌス療法」と呼ばれています。

 

このボトックス治療(ボツリヌス療法)はボツリヌス菌がつくる天然のタンパク質から精製された薬をワキの皮下に注射によって投与する治療法です。

 

この薬には交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロックして、発汗を抑える効果があります

 

つまりすそわきがの一つの要因であるアポクリン汗腺の発汗を抑えることで臭いを抑える、治療なのです。

 

ボトックス治療は、極細の針でワキに何か所か注射するだけなので15分程度で治療は終わります。

 

治療する施設にもよりますが、その効き目は4~9か月ともいわれているので、1年に2回ほど治療を行う必要があります。

 

ただしお薬を投与しますので、副作用のリスクも高い治療ということができます。

 

≫≫ワキガのボトックス注射って子供でもできるの?副作用はないの?

 

ちなみに私の娘には、体への負担が大きいと判断し、この治療法は選択しから外しました。

 

保健の適用はありませんので、私が調べた中では4万円~8万円くらいが1回の治療の目安ということになります。

 

ほとんどの方が1年に2回治療を受けるということを考えますと、年間8万円~16万円の費用がかかることになりますね。

 

 

レーザー治療

 

レーザー治療

 

汗を出す汗腺はには、体温調節の働きをする「エクリン汗腺」。

 

そしてわきの下、股間、耳の中 、乳首のまわりなどに特定の場所にあって、臭いの原因になるたんぱく質や脂質を含む「アポクリン汗腺」があります。

 

一般によくスソワキガの原因はアポクリン汗腺と言われていますが、実は臭いを振りまいているのはエクリン線の汗のせいだと言われています。

 

スソワキガのレーザー治療では、臭いの元となるこの2つの汗腺をレーザーによって破壊してしまう治療なのです。

 

施術後は、赤みや腫れも少なく、入浴やスポーツなど通常の生活にもほとんど制限がありません。

 

ですからお子さんの体にはかなり負担も少ないと言えます。

 

ただし、このレーザー治療は、確実に汗腺を破壊することが難しく、可視下での手術に比べると完全に治すことは難しいと言われています。

 

保健の適用はありませんので、治療にかかるお値段は約40万円くらいかかるようです。

 

 

ミラドライ

 

ミラドライ

 

わきがや多汗症の原因と言われているアポクリン腺やエクリン腺は、皮膚の下約2~3mmの層に集まっていると言われています。

 

ミラドライの治療では、この層にマイクロ波を照射することによってレーザー治療と同じように汗腺を破壊します

 

ミラドライのマイクロ波は、表皮・真皮を通過したあとは皮下脂肪層で衝撃を受けるつくりになっていますので、汗腺以外への影響は小さいと言われています。

 

それに肌を傷つけることはありませんので、外傷や傷跡も残りません。

 

ただし、医師の技術力によって、

 

・治療箇所の腫れ、痛み、違和感
・吸引による赤み
・注射によるあざ
・わき下の部分的な脱毛

 

などの副作用が確認されているようです。

 

でも、副作用は一時的なもので、後遺症のようなものは無いと考えられています。

 

こちらも保健の適用はありませんので、治療にかかるお値段は約40万円くらいかかるようです。

 

 

いかがでしたか?

 

病院やクリニックで行うスソワキガやワキガの治療の場合、

 

・保険の適用が無いので治療費が高額

 

・副作用や後遺症などのリスクの高いものが多い

 

ということが言えますね。

 

 

【すそわきが】病院での治療は最終手段?

 

ワキガ 手術

 

私個人の意見としましては、子供のスソワキガを改善する場合、やはり大人に比べて治療自体や後遺症に対するリスクがとても高いように思えます。

 

ですからできれば、病院やクリニックなどでの治療は【最終手段】として、その前にできることを試していただきたいです。

 

例えば「食事を改善する」「デオドラント剤を使う」などお子さんが「すそわきが」の場合でも、自宅でできる臭いケアはたくさんありますよ。

 

こちらにお子さんがすそわきがの場合に自宅でできるケア方法をまとめていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

 

≫≫子供でも【すそわきが】を発症することがある⁉気になったらココをチェック

 

ちなみにうちの娘は、食事の改善、殺菌・制汗効果のある薬用のボディソープとデオドラントクリームで、ほとんど気にならないくらいまでワキガ臭が改善されましたよ^^

 

もちろん、これまで色々試してみても、あまり効果を感じられない、という場合は病院での治療を選択することもとても前向きな決断と言えます。

 

なぜなら、体に負担が大きい分、手術や病院での治療は一定の効果が期待できるからです。

 

でもそこにまだ至っていないのであれば、まずは自宅でできること、お子さんの大事な体を切開しなくても済む方法を試してみてくださいね。

 

あなたのお子さんの悩みが一つでも多く解消されることを祈っています。

 

 

≫≫うちの娘がワキガを克服したデオドラントアイテムの感想

 

 

 

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